岩手医科大学生理学講座病態生理学分野 Section of Cellular Physiology Department of Physiology Iwate Medical University

-

研究

口腔からの感覚情報が、どのように摂食・飲水、授乳などの社会性行動をひきおこすか、関与する神経回路網とその修飾機構を明らかにする研究を、電気生理学的手法(パッチクランプ法、スライスパッチ法) を中心に、イメージング法 (カルシウム、蛍光、fMRI)、組織化学染色法、細胞培養法、分子生物学的手法、遺伝子工学的手法、遺伝子改変マウスの行動解析などの手法を併用して行っています。

1.味覚、嗅覚およびフェロモンの受容メカニズムに関する研究
2.中枢神経系における感覚情報処理機構の発達に関する研究
3.摂食・飲水、授乳、攻撃などの社会行動をひきおこす神経回路(扁桃体、
      視床下部、大脳基底核間の結合様式)と、その修飾機構に関する研究
4.扁桃体による痛覚抑制機序の研究
5.唾液腺の水分泌に関わるアクアポリンチャンネルに関する研究

カエルを用いた味覚受容機構に関する研究

・ 味覚神経線維のCaCl2やキニーネ(苦味)に対する応答

図

・ カエル味蕾を構成するいろいろな種類の細胞

図

・ キニーネで刺激した時の細胞内カルシウム濃度変化

図

「本能・情動行動異常」を示す遺伝子改変マウスを用いた社会行動をひきおこす神経回路に関する研究

・ 行動様式プロファイリング:行動異常時の行動様式を明らかにする。

図

・ 神経回路解析:行動異常時の神経回路異常を明らかにする。

図

・ 脳機能イメージング:行動異常時の脳内責任部位を明らかにする。

図

・ 網羅的遺伝子発現解析:行動異常時の脳を分子レベルで詳細に解析する。

図

嗅覚受容メカニズムおよびアクアポリンチャンネルに関する研究

・ スライスパッチ用実験セット

図

・ 副嗅球の神経細胞とその蛍光物質注入像

図図

・ 耳下腺腺房細胞とその電流記録

図図